Craftsmanship
空間創造のこれからへ。
ニシザキ工芸は歴史と伝統を継承しながら、
空間を創り出す人々を支える存在であり続けます。
私たちが掲げるクラフトマンシップ。
それは、建築のプロフェッショナルの伴走者として、
住空間を彩るアイデアを具現化すること。
コア技術である家具塗装技術に加え、多様な分野のパートナーと協業し、
設計から製作施工までのプロセス全般をマネジメントしながら
オーダーメイドに対応していく。
前例のないものづくりにも果敢に挑み、
新たな価値を生み出せることが、
私たちの強みであり、ミッションです。
家具塗装技術
ニシザキ工芸には、歴史に培われた固有の家具塗装技術があります。多くの手仕事を重ねることで生まれる比類なき美しさ。それが、建築のプロフェッショナルから多くのご指名をいただく理由の1つになっています。
“塗り”を想定した木地選び
特注家具は、材料である突き板の選定が仕上がりを左右するといっても過言ではありません。どの樹種・色味・杢目の木地に、どのような塗装を施せば、お客様のご希望イメージを具現化することができるか。そんなこだわりを持ち、プロダクトマネージャーが自ら突き板の仕入れを行っています。
オンリーワンの色づくり
当社が手がける特注家具のすべてが、既製品にないオリジナルカラー。しかも、塗装を施す木地によって発色が異なるため、厳密な色調合レシピは存在しません。仕上がりを決めるのは、職人の腕と勘。試行錯誤を重ねた調合の妙が、お客様の期待を超える色を生み出します。
杢目の美しさを生かす手技
上質な木地ならではの美しい杢目を生かしつつ、均一に、そして思い通りの色艶に塗り上げる「透明着色塗装仕上げ」は、ニシザキ工芸が最も得意としている技法。その一連の工程は塗り・乾燥・研磨の繰り返しであり、すみずみまで熟練した職人の手仕事が息づいています。
品質と環境への取り組み
ニシザキ工芸の塗装専門工場は、塗装の中でも特に高度な技術とセンスが求められる「木材の塗装」を極めるべく、開設しました。この場所で職人たちは日々、技術を研鑽し、お客様にご満足いただける品質を追求しています。また、環境対応塗料の使用、塗料の屋外飛散を抑制する高性能ドライブースの設置、リサイクルの推進など、環境負荷の低減および働きやすい職場づくりを目指し、継続的に努力を重ねています。
これらの取り組みは、2015年に国連で提唱された「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals=SDGs)」に挙げられている課題解決に対して、本業である事業を通じて貢献していくことにほかなりません。
私たちはこれからも誠実な企業姿勢を基本に、絶えず進化を続け、お客様や社会から必要とされる存在であり続けることを目指します。